RAID増設
ubuntu gutsyにソフトウェアRAIDでHDD増設した時のメモ。
前回RAID1を組んだ時には一から構築し直しだったのでUbuntuインストール時にウィザードでRAIDのセットアップができ簡単だったが、今回は既存のマシンにHDD×2を追加してRAID1として認識させる、ということをやった。
Linuxのデバイス関連はほとんど知らなかったので、この機会に2,3の基礎的な事柄を憶えることができた:
ドライブ認識
ドライブを追加して起動すると /dev にファイルができる。種類によって名前の規則が分かれる
- HDD(IDE) = hda, hdb, hdc...
- HDD(SATA) = sda, sdb, sdc ...
- HDD(SATA)のパーティション = sda1, sda2 ...
- RAID仮想ドライブ = md1, md2 ...
今回追加した2つのHDDはなぜか sdb, sdd という名前になっていて、既存の RAID は md0(sda, sdc) となっていた。なんか気持ち悪いが気にする程のことでもないので、追加の RAID は md1(sdb, sdd) となるようにする。
パーティションは fdisk
でつくる
ただの増設だからスワップ領域とかブートデバイスとかは考慮する必要なし。
# パーティション作成。mでメニュー出てくる。nで新規パーティション作成, wで適用 fdisk /dev/sdb fdisk /dev/sdd # 確認 fdisk -l /dev/sdb
RAID1にする
# 作成 mdadm --create /dev/md1 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sdb1 /dev/sdd1 # 確認 mdadm --detail --scan mdadm --detail /dev/md1 # 間違えた時用。停止 mdadm --misc --stop /dev/md1