Faustのライブ行ってきた

This is not music. This is Kraut Rock. (Peron)

ドラムの Zappi Diermier は東京タワーの蝋人形にもなっている人なのだが、あの蝋人形館の基準がまったくわからない。他のメンバの顔はあまり知られていないとみえて(メンバに女性がいたのは知らなかった)、2m以上?あるZappiの巨体が現れたときにはひときわ大きな歓声が。ベースのPeronはなぜか工事用のヘルメットを被っている。このオリジナルメンバー2人は終始まるで子供のようだった。
勿論ドラム、ベース、ギター、SE用?のMacBookなど普通の楽器も使うが、セットの鉄骨に電気鋸でギャリギャリ火花、紙をびりびり破く音、チェーンソー(排気ガスの匂いもSEのうち?)、口論(もちろん演技)など色々やってくれて楽しかった。リズムセクションが旨過ぎる。ライヴ最初の1曲をCDRにしてその場で販売、ジャケはその場でホワイトボードに描くとかやってたけど3000円はボりすぎだろう。チケットからして7000円だったし。
バンドは最高だったのだが途中ですぐ近くにいた外人が「盛り上がってヨー!チケット安くなかったんだヨ!」と盛り上げようとして、それだけならいいけど私の隣に立っていた人と喧嘩をはじめたのでさすがに止めた。「首締められたんダケドー!あいつチンコ小さいヨ!僕もでかくはないけど!」と叫びまくってさすがに場内ドン引きでPeronにも「OK, Shut up」言われる始末。その仲間もデカいバックパックつけたまま跳ね回るし迷惑この上ない。Faust行くくらいだから皆自分なりの聴き方くらい持ってる人ばかりだろうし、騒いでなくても充分盛り上がってるのをわかって欲しいものだ。
ライヴ終わってメンバが物販でサインしてくれてて行列になっていたが、何か醒めてしまってさっさと帰った。

ファースト・アルバム(紙ジャケット仕様)

ファースト・アルバム(紙ジャケット仕様)