いつか全ての人が15分間だけ二次元になれる時代が来るよ

てかもう来てんのかな?
アルファギークというか日本有数のハッカーな方々がなぜか「らき☆すた」評をしているので試しに見てみた。5話まで見たけど、コレ自体はもういいや、おなかいっぱい。5話から監督変わったらしいけど「その域」の違いが全然わからん。
でも実際見てみていくつか思うところがあったので書いとく。
現象が先なのか意図されたものなのか知らないけど らき☆すたニコニコ動画の存在を前提として作られたようにすら思える。youtube -> ニコ動の登場でMAD職人は作品へのフィードバックを今までになく直接的に得ることができるようになり、その時たまたまアニメ界隈で流行っていた らき☆すた は、

    • 日常会話の断片の連続で構成
    • キャラの目線、思考が視聴者と同じレベル
    • あるあるネタ
    • 自己言及
    • etc...

といった内容で極めてMADが作りやすいというか自己言及ネタが多いって時点でMADと同質というか。作品自体の面白さよりも視聴者参加を意図して作ったように思える。MADの量/質が他のアニメと比べてどうなのか知らないけど、すごく作りやすそうではある。これって制作側が意図してんじゃないの?
たしか「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」に「コンテンツ自体の面白さはむしろどうでもよくて、みんなでコメントつけてワイワイやれるかが大事」みたいなことが書いてあったけど らき☆すた 本編はその「コメントつけてワイワイ」の受け皿の1形態でしかない気がする。
まとめ:ニコ動 + らき☆すた の面白くなさ = ナントカ2.0?